ナプキンのかぶれに効果のある軟膏をピックアップ

ナプキンのかぶれやかゆみに効果のある市販の軟膏には、
殺菌効果や消炎、抗炎症成分の配合されている次のようなものがあります。

・小林製薬株式会社：フェミニーナＳ軟膏
局所麻酔成分や、抗ヒスタミン成分配合で、
デリケートゾーンのかぶれやかゆみを即座に鎮め、かぶれを改善する軟膏。

・ロート製薬株式会社：メンソレータムフレディメディカルクリームn,メディカルジェルn
殺菌や抗炎症成分、消炎成分など、５つの有効成分で、
速やかにデリケートゾーンの菌の繁殖をおさえ、炎症やかゆみを抑える働きがあります。

クリームタイプの軟膏は、塗った後がべとつかないように
さらさらパウダーが、ジェルタイプはひんやりさわやかな感触の軟膏です。

・大塚製薬株式会社：オロナインＨ軟膏
家庭の常備薬として、やけどや傷の治療、かぶれやただれにも効果のある軟膏です。

特に殺菌成分に優れているため、蒸れからおきる菌の繁殖を防ぎ、
デリケートゾーンを清潔に保つことができます。

ただし、塗った後のべとつき感や、オロナインH軟膏独特のにおいが
あまり気に入らないという人もいます。

これらの市販薬を塗ってもかぶれやかゆみが収まらない場合には、
婦人科や皮膚科を受診することになりますが、診察する場所柄、
婦人科のほうが診察してもらいやすいでしょう。

婦人科や皮膚科では、症状にあわせたデリケートゾーンにも
使える弱いステロイドの軟膏を処方されることが多いようです。

医師の指示をきちんと守らないで使用すると、カンジダ菌に感染したり、
かえって悪化したりすることもあるので、医師と相談しながら
注意深く使っていくことが大切です。

生理用ナプキンのかぶれ対策

生理用ナプキンによるかぶれ対策としては、

なるべく通気性の良い商品を選ぶこと、
数種類の製品を使用してみて自分の肌に合った商品を使うなど、
商品に気をつけた対策のほか、ズボンではなく、

スカートなど通気性の良い服を着用する、
痒くてもかかないなどの工夫が大切です。

どうしてもかゆみが収まらない場合は、
病院で処方された薬や、市販の軟膏などを使用することになります。

生理用ナプキンによるかぶれの原因は？

月一回程度の周期でやってくる生理。

腰痛や下腹部痛の生理痛やいらいら感など、
不快な症状が伴うことが多いのですが、

使用するナプキンによるかぶれなどによる不快症状も
生理期間をつらくする要因になってしまいます。

生理用ナプキンによるかぶれは、ナプキンの原材料の中心となっている
石油製品の刺激が、ナプキンのあたるデリケートゾーンを刺激したり、

ナプキンを使用することによって、使用していないときよりも
デリケートゾーンの湿気が増加し、蒸れることで、かゆみがおきたり、
菌が繁殖したりすることが原因といわれています。